囲碁初心者向け徹底解説ブログ

囲碁を始めた人向けにブログ開設しました。自分が始めたときに疑問に思ったことや、最初のうちにつまづき易い点を徹底的に解説します。

良い形

囲碁は、最初のうちはどこに打ったらわからないということがよくありますが、良い形を覚えるというのがオススメです。

 

既に紹介した一間トビ、二間開きもそうですね。効率が良かったり、石が繋がりやすいことから良い形とされています。

 

今回同様に良い形を紹介します。

まずはタケフです。以下のような形です。


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黒石が二つずつ並んでおり、竹の節のような形なので、タケフと読んでいます。

何が良いかというと上の黒石と下の黒石が絶対に切られず繋がっていることです。

白石が切ろうとしても…。
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黒石は繋がっています。


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白石左から置きましたが、右から置いても同様に黒石は繋がっています。

石を繋がらせたい時にタケフはよく使います。

 

次にカケツギですね。


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石三個で斜めに置きます。

この形も下のように白石を置けない(置いた瞬間とられてしまいます)ので三個の石が繋がっています。


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カケツギは石が繋がっているだけではなく、眼が作りやすい形です。

下に石を置くと眼ができますね。


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あとは切られそうなところを守ったり。

黄色の場所を白に切られるのを防いでいます。


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あとは一間トビからカケツギしたり。用途は様々です。下を図では黒石を繋げると同時に、白石が右に行くのを止めています。


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このように良い形を覚えると、石の効率や繋がりやすさがアップし、打ちやすくなるのでオススメです。

 

 

強い石、弱い石

囲碁で大事なのは強い石と弱い石の判断ですね。自分に弱い石があれば補強し、自分に弱い石が無くて相手に弱い石があれば攻めることができます。

「攻める」というのはどういうことかまた書きます。強い石とは何?というところですが、始めた頃と今では考え方が違っています。

始めた頃は強い石とは生きている石という考え方をしてしまっていました。そうするとまだ生きていない石に全て手をいれたりして、効率悪い打ち方をしてしまいます。

今では、生きている石はもちろん、まだ生きていなくても、①根拠のある石、②中央に頭を出せている石、③既に一眼ある石、④スペースは無いが自分の石のダメが多く、かつ、周りの相手の石に隙がある石、といったものも強い石と判断できるようになりました。

それら4つの石は生きてはいないが、生きる可能性が高い石ということで強い石とみています。

強い石と見ることができると、相手からその石が攻められた場合に手を抜き他の大場に回るという選択肢をとることができますし、攻めてきた相手の石を逆に攻めるという判断ができるようになります。

 

 

 

 

 

 

一間トビを使おう

今日は一間トビです。
下の図は三線にある石から中央に一間トビしたところです。
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「一間トビに悪手なし」という格言があるように、とても良い形です。最初のうちは、分からなかったらとりあえず一間トビするのがオススメです。

何が良いのかというと、石の連絡が強くスピードがあることが良いと思います。

囲碁は石と石がつながることがとても重要です。
根拠をもたない弱い石でも他の強い石と繋がれば、スペースを作る手やニ眼をもつ手を打つことなく根拠をもつことができます。

石をくっつけて打つと確実ですがスピードは遅く、相手はなかなか繋がらせてくれません。
その点一間トビは、スピーディに石と石がつながることができます。
下の図でも、左の黒石よりも、右の一間トビの黒石の方が早いですね。
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さらに、一間トビはきれにくいのがよいところです。
切断するとしたら以下の図ですが・・・。割り込んだ石のダメがいきなり二つも詰まっており、あと二手でとられるため、白としてはかなり勇気がいる手となります。
周りの石の状況によればこの手も成立はしますので、周りに相手の石が多くなれば一間トビを補強するでOKです。

スピーディで繋がりやすい一間トビを使うことで、効率よく地を囲っていきましょう。


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なぜケイマでかかる?

囲碁を始めたときにまず、四隅を打った後、相手の石にケイマでかかるものと色々なところで書いてあるのですが、なぜケイマなんだろうとそのときずっと疑問に思っていました。

 

最初のうちは、カカリは相手の石にアプローチすることで、ケイマがいい距離感なのでケイマでかかると理解していたのですが、具体的な内容ではなくてもやもやしていました。

 

今では、カカリは相手の石がケイマに締まる手を防ぐためという理解でしっくりきています。

 

小目からしまった場合は隅の地が確定しますし、星からしまった場合でも、大きな一手になります。

その手を防ぐために、相手が次に締まる場所に石を置くことで相手方の大きな一手を防ぐという理解です。

 

 

根拠とニ間ビラキについて

囲碁をはじめて、最初に戸惑ったのはこの「根拠」という言葉です。本とかでよく見かける言葉なのですが、明確な説明がなかなか見つからず、また色々なネットのページを見ましたがで微妙に書き方が違っていて、なんだこのふわっとした言葉は!と思ったものです。

今は「根拠」というのは「石が生きるためのスペース」で、「根拠をもつ」というのはをスペースを確保するためにヒラキ(主に二間ヒラキ)を行うことと理解しています。

石を生きるためにはスペースがいるんですよね。前回の図でも、ニ眼を囲うために結構スペースがいるということがわかります。
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そこでそのスペースを確保するために、ひとつの石だとスペースがなくいわゆる「点」の状態、石をヒラクことにより「線」とし、さらに石数を増やして面とし、スペースを確保することにより生きることができます。

その根拠をもつために有効な手段がいわゆる「二間ビラキ」です。
「二間ビラキ」とは以下の図のとおり、三線上で石をニ間離してうつことです。
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ポイントは三線に打つことです。効果としては白石が分断しようとしても、その分断する石をとることができるので、間は二間離れていますが、つながっている石といえることです。

分断しようとしても下をハネて・・・。
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切りはなそうとしますが。
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アタリになるので白は逃げざるを得ず・・・。
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黒はここをしっかりとつないで。
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白は逃げますが、黒に押さえられてOUT。
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白はきっても一手足らず石をとられてしまいます。
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ただつながっているとはいっても、一手違いでぎりぎりつながっている状況なので、周りに白石がある場合は、つながらなくなる場合があり、過信は禁物。

二間ヒラキをするというのは、石が繋がりながらある程度のスペースを確保できるので根拠をもつのに重要な手となります。
ただそのスペースだけでは生きるのが難しく、根拠を完全に確保できない場合が多いので、周りに相手の石が増えてきたら、ニ間ビラキの石も、石を補強してスペースをさらに確保するか、中央に進出して他のの石とつながる等をめざすことが必要となります。

囲碁のルールについて

囲碁のルールについては、色々なところで紹介されているので、詳細は別のページを見てください。ここでは大事なポイントと思う点を紹介します。

①黒と白が交互に打つこと
かなり大事な点。自分が打った後、必ず相手も打つので、自分勝手な読みは通用しない。さらに同じような棋力の場合は、交互に打っていくので自分だけ大きく得をするのは難しいです。相手にも得させつつ、自分の方がより少し得をするような考え方が重要で面白いところです。

②着手禁止点
例えば画像のような、石を打ったら即とられるところには石を打てません。
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そのような場所は眼と呼びます。基本は石を打てないのですが、その場所に石を打つことによって、他の石をとることができる場合は打つことができます。
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よく眼が二個ある状態(二眼)であればその石は生きるといいますが、なぜそうなるかというとこの着手禁止点ルールからです。

下の図は眼がありますが、眼の場所に黒石を打たれると、回りの白石がとることができるので、着手禁止点になりません。黒石を打つことができ、白石がとられてしまいます。
そのためこの白石は眼をもっていますが、黒石をうたれることにより取られてしまうので、生きているとはいえません。
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しかし下の図は眼が二個あります。どちらの眼に黒石を打っても、他方の眼があることによりその白石をとることができません。そのため二個の眼はともに着手禁止点となります。着手禁止点となるため、どうなってもこの白石をとることができなくなりました。なのでこの白石は生きているといえます。
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囲碁は大きな陣地(地)を囲った方が勝ち
囲碁は地という陣地を大きく囲った方が勝ちになります。
そのため囲碁の基本方針はより多く陣地を囲えるところに石を打っていくことになります。

陣地を大きく囲うのに効率がよい場所は隅なので、最初に隅をうち、次に辺、最後に中央を打っていきます。
なぜ隅→辺→中央の順に効率がよいかというと、陣地を囲うために必要な石が少なくて済むからです。

下の図でいうと、9目の地を囲うのに、隅だと石6個、辺だと石9個、中央だと石12個必要なので、明らかに隅の方が効率よく陣地を囲えます。
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そして陣地を効率よく囲うには石を繋げて打つよりも、離して打つ方が大きな陣地を効率よく囲えます。
ただ、石を離すと石と石の間の連絡が悪くなり、分断され易くなります。

下の図はお互いに7個の石を打っていますが、黒は絶対に分断されないですが隅の9目の地のみ、白石はまだ石の間の連絡が不十分ですが、かなりの陣地を見込めます。
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周りの状況から、確実に繋げて打つか、思い切って離して打つか、どう考えるかが面白いところです。


囲碁の終局

最後に初心者のうちは囲碁はいつ終わるかがわからないということがあります。将棋のように王様を取れば勝ちというものではないのでわかりづらいです。

いつ終わるかは、お互いの陣地の境目が確定し、自分の陣地を増やす手がなくなったときにお互いにパスをして終わります。
初心者の頃は、終局後まだ相手の陣地にスペースがあるのに何で終わり?とよく思いましたが、相手の陣地に打ち込んでも、石を生かすことができないので打たないためです。

以上です。

こんな感じで書いていきたいです。自分の言葉で書いているので不正確なところもありますが、なんとなく考え方がつたわればいいなと思います。

はじめに

こんにちは。sumiと申します。
囲碁をはじめて十年位でようやく初段になりました。

初級者・中級者の期間がかなり長く、囲碁をはじめてから中級者、初段になるまでにつまづいたこと、気づいたことがたくさんあります。
自分が初級者・中級者だっとときによくわからなかったこと、これに気づいていれば・・・ということを、皆さんに紹介し、囲碁はじめてから中級者になり囲碁の楽しさが実感できるまでのハードルを下げるのに貢献したいと思い、ブログを開設しました。

囲碁は面白くなるまでが長くて、少なくとも中級者くらいにならないと楽しさが実感しにくいと感じています。いままで何人か囲碁に誘ったのですが、なかなか長続きしないことが多いです。

そこで
あくまでも初級者・中級者向けで、高段の方から見るとこれは違うというところがあるかもしれませんが、できるだけ丁寧に書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。